『コンセントやテレビ端子が古くて新しいテレビのケーブルが取り付けできない』または
『テレビ付近のコンセント数が少なくて不便』、『常にタコ足配線になっている』
お客様からそんな声を聞くことが最近多いです。
昭和50年代に新築で建てたお家では既に40年前後経っているので無理もありません。
当時のテレビはフィーダー線を直接ネジで留めるものがしゅりゅうでした。
またDVDや録画装置などテレビの周辺機器も少なく、コンセント数も少なくて間に合っていたのです。
生活様式の移り変わりで、不便に感じる箇所も、ちょっとした工事で快適になります。
今回はテレビ端子の交換とコンセントを2個から3個へと変更させていただきました。
テレビ端子を交換する際には、分配配線のものと送り配線など種類がたくさんあります。
間違えると他の部屋のテレビが全て映らなくなるなんて事もありますので、気をつけて選びます。
またINとOUTを逆にしない様に注意!写真は取り外したコンセントの裏側です。
PanasonicでなくNationalのロゴマークが昭和レトロで懐かしいです。
コンセントも交換するのでブレーカーを落として、更に間違って作業中に上げないように表示します。
コンセントの交換作業は電気工事士の資格が必要です。
交換作業にあたり、壁の下穴が小さく取り付け枠が入らなかったので、若干広げました。
工具はジグソーと引き廻しノコを使用。
次に新しいプレートを取り付けます。
基本的には古い物も新しい物もサイズや取り付け方法は大きく変わりません。
最後に化粧カバーを取り付けて作業終了です。
真っ白なカバーに3箇所のコンセント、新しいテレビ端子になりました。
これで新しいテレビを観ることが出来ますね。
更にコンセントも増えたのでDVDプレーヤー、携帯電話の充電も同時に出来るようになりました。
少しアップグレードする事で毎日の生活が楽しくなるお手伝いを提案させていただきます。